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「ちくせんのわ」インタビュー・水清谷区・林田未来さん

南郷水清谷区
水清谷区ちくせん実行委員 情報発信担当 林田 未来さん
[プロフィール]
水清谷出身。
3歳から日本舞踊を習い、夏祭りで披露していた。現在は臼太鼓もやっている。
ちくせんが始まり2年目に帰郷。今の自分にも何かできることがあるのでは!と活動中。
[本文]
Q1 ちくせんでの取り組みは?
最初の年は、外の人達に来てもらおうとキャンプ場を核としたイベントや情報発信をしました。「外ばっかりじゃなくて、地区内のことも何かせんといかん!」というご意見をいただき、2年目からは地区の年配者に来てもらえるようカフェを開きました。地区内でどうやって情報を広めたら良いか試行錯誤していた時、ばあちゃんに「こんなことするよ~」と話したら、そこからグランドゴルフ仲間→各家庭→町外に出ている家族にまであっという間に広がっていきました。地区内では顔をみて声をかけていく方がすぐに広まることが分かりましたし、会ってお話しをすると「大変やね~」と声をかけていただけます。そんな時は、「楽しいからしよっとよ~!」と返すようにしています。
Q2 ちくせんに関わって嬉しかったことは?
キャンプ場のイベントは、初年度は210人、翌年は190人くらい来てくださいました。数字だけをみると減っていますが、町外からの参加は7割がリピーターでした。このイベントきっかけでキャンプ場に遊びに来てもらったり、新しい層のお客様も増えました。水清谷がわざわざ来てもらえる場所になったのかなと感じています。数字を分析して目に見える形で残せたこともよかったなと思っています。これからも、楽しみながら続けていきたいです
Q3 新しい団体をつくったと聞きましたが?
ちくせんの取り組みを地区内外の50代までの若手でもやってみようと「水清谷chuchi-CL(ちゅーちかる)」をつくり、いくつかイベントを企画実施しました。イベント当日は、地区のおばちゃん達が突然やってきて、阿吽の呼吸で手伝ってくれました。こうやって色んな事が成り立ってきたんだなと実感しました。私自身もやりながら学び、軌道修正しながら取り組んでいるところです。これまでの活動で気づいたのは、水清谷の方は個々の能力が高い人が多い分、周りに頼らず頑張りすぎるということ。色々なコトが繋がると、もっとみんなで楽しい時間が共有できるのに…と思っています。私たちの動きが、そうしたきっかけになるといいなと考えています。
Q4 これから目指すことは?
何をするにしても楽しい活動を目指したいと思っています。みなさん仕事と家庭と地区でも色々な役を兼務して、伝統芸能もあって、更にちくせんが加わって、何とかやっているように感じます。そんな中で、楽しく過ごせること、受け継がなければ!という気持ちも大切ですが、楽しいから続けていたら伝統になったという考え方の方がいいなと私は思ってやっています。私が子どもの頃、臼太鼓や祭りなど、地元を担う大人たちは、みんなキラキラしていて、憧れでした。そんな大人になりたいと思っています。
(2024.12取材)
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