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「ちくせんのわ」インタビュー・北郷長野区・山本滉成さん

北郷長野区
地域おこし協力隊(炭焼き職人) 山本滉成さん
[プロフィール]
静岡県島田市出身。26歳。2023年6月に美郷町に移住し9月より地域おこし協力隊として炭焼きを学ぶ。今年1月に結婚、近く一児の父になる予定。
[本文]
Q1:今は美郷町でどんなことを?
2023年6月より宇納間備長炭の研修生として学んでいます。その前はJICA派遣でカンボジアでサッカーコーチをしていました。帰国したら炭焼きに挑戦すると決めていたんです。今は炭焼きを学びながら長野区で暮らしています。北郷のサッカーのサブコーチも声をかけてもらいやっています。彼女も美郷町へ移住して今年1月に結婚し、もうじき子供が生まれる予定です(2024年9月6日現在)。
Q2:炭焼きはどんなところが面白いですか?
「備長炭製炭指導者の会」には6人の指導者がいて、2ヶ月ごとに一人ずつの元をまわりました。同じ炭焼きでも一人ひとり仕事の仕方が異なります。火入れしたら30日間は蓋をしたままずっと炊き続けます。一ミリ単位で風穴を調整して温度管理をするのが難しいのですが、そこが奥深い魅力でもあります。備長炭は高級品で、料亭やうなぎ屋などで使われています。質がいい完成した備長炭を見ると、達成感がありますね。
Q3:暮らしの面で不便はないですか?
もともと自然が豊かな場所に暮らしたいと思っていたので、この環境は魅力です。まったく不便には思わないんですよね。お店や娯楽施設は限られていて、私が以前いたカンボジアよりもしかしたら店は少ないかもしれません。でも地元の方々が親切で、野菜を分けてくださったり、飲み会にも誘ってくれて温かいコミュニティの一員として歓迎してくださり、不便さはほとんど感じません。
Q4:この先、ちくせんに関わりたいですか?どんなことを期待しますか?
ちくせんのメンバーではありませんが、いつでも関わりたいと思っています。消防団にも入ったし、誘われたらほぼ断らない主義なんで。少しでも地区が住みよくなったらいいですよね。いま個人的に欲しいのはジビエの解体所です。北郷には狩猟やる人が多いんです。いま教えてもらっている罠の師匠もそうですし。解体場があったらお肉にして販売もできるから、地区のビジネスにもなるんじゃないかなと思います。
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