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「ちくせんのわ」インタビュー・上区・菊池寛さん

西郷上区
ちくせん実行委員会 書記・会計 菊池寛さん
[プロフィール]
約5年前にUターン。延岡の会社に勤めている間も週末は実家に戻り、母親の農業を手伝っていた。好きな場所は、天空絶景の「さくら山」。若い時はバンド活動に勤しみ、お花見カラオケのレパートリーは多彩。
[本文]
Q1 実行委に入ったきっかけは?
区で何かの役は引き受けないといけないと覚悟して帰ってきました。パソコンでの資料作成などはやることになると思っていたので、まぁすんなり。ちくせんは「移住」というより、今いる住民が「定住」し続けられる環境をどうつくるか考えようということで進めています。実行委は30人。奥地だからこその団結力で「やるんだったら楽しく」がモットーです。
Q2 ちくせんをやってよかったことは?
これまで通り公民館の活動だけなら毎年決まっています。新しいことをやりたくても予算がない。ちくせんはこれまでなかった地区の活動を考えるきっかけになりました。
また、区の総会は1世帯から1名参加と決まっていたので、ほぼ男性だけでした。ちくせんメンバーの女性から「総会に行くのは父ちゃん。女の人の意見は、みんなの前では言えんよね」という話があって、昨年度からは総会に誰でも参加できるようにしました。できることから変わっていると感じます。
Q3 まもなく「つかみどり大会」。昨年は盛り上がりました。
昨年は正直、「疲れた~」というのが第一声でした。でも「あれだけの人が集まって驚いた」「子どもの声が聞けてよかった」と喜びも大きかったです。昨年は初めてだったので、つかみどり用プール設置場所の整地、魚の準備、夜通し交代での魚の管理、焼き場の準備など大変でした。でも、やったからこそ経験として積みあがる。今年はお助け隊を募って交流もできないだろうか、子ども用の釣り堀を作ろうかなど、新しい取り組みも考えています。
Q4 菊池さんがこれからやりたいことは?
息子と娘2人、孫が7人いるんですけど、みんな「まっこし(松ノ越、上区小組合のひとつ)がいい」と言います。私は実家の整理をしようと思っていましたが、最近は福岡の長男がよく帰ってきます。山と畑のことを考えているようです。Uターンや二拠点生活の可能性もあるなら、ますますこの環境を残したい、暮らす人が楽しんめる地域にしたいと思っています。
(令和6年5月取材)
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